社会人が働きながら公認会計士試験合格の現実と攻略法のまとめ

thumb2 会計士試験攻略

社会人が働きながら公認会計士試験合格の現実と攻略法のまとめ

働きながら会計士試験合格は、正直甘くないです。ただし、攻略法はあります。
まずは、社会人受験生の公認会計士試験合格の現実について共有したいと思います。

 

公表データ

まず、公表されているデータ。
整理されていないのはご容赦いただきたいです…

全体合格率

短答式試験の合格率:約10%~20%の間で、増加傾向
H28Ⅰ:15.8%
H28Ⅱ:13.5%
H29Ⅰ:19.7%
H29Ⅱ:9.7%
H30Ⅰ:16.6%
H30Ⅱ:18.2%

論文式試験の合格率:約30%~40%の間
H28:35.3%
H29:37.2%
H30:35.5%

最終合格率(出願者に対する、短答式・論文式を合わせた合格率):約10%で、増加傾向
H28:10.8%
H29:11.2%
H30:11.1%

 

職業別合格率

(職業別短答式試験の合格率:不明)

職業別論文式試験の合格率:学生>無職>社会人

学生
H28:53.6%
H29:55.0%
H30:52.2%

無職(卒後や退職後専念受験生)
H28:27.6%
H29:27.0%
H30:29.6%

会社員
H28:18.1%
H29:23.3%
H30:20.5%

職業別最終合格率:学生>無職>社会人

学生
H28:15.8%
H29:15.5%
H30:16.1%

無職(卒後や退職後専念受験生)
H28:8.1%
H29:8.2%
H30:9.7%

会社員
H28:3.4%
H29:4.8%
H30:3.8%

(出典:金融庁HP)

 

特に注目すべきポイントは以下。

・最終合格率は学生の約15%に対し、社会人は約4%と1/3、全体合格率の1/2未満
・論文式試験合格率は学生の約50%に対し、社会人は約20%と1/2弱、全体合格率の1/2強

 

 

二次試験である論文式試験ですら、合格率20%の狭き門となっています。
更に、合格率は「12月短答式試験合格者」>「5月短答式試験合格者」となっているため、
社会人受験生の5月短答式試験合格者の場合は、更に合格率が下がるはずです。

 

社会人受験のリアル

論文式試験に不合格になったとしても、次年度は合格できるだろうと思われるかもしれません。

しかし、翌年度の論文式試験にも連続で不合格となってしまう過年度受験生の例も
少なからず目にしました。(直接の知人でも3人以上居た)
というか、働きながらの受験生は、このケースが非常に多い気がします。

 

私は予備校関係者ではありません。
ましてや予備校の教材を購入したことがあるものの、予備校に一度も通学せず勉強していたので、膨大なサンプルは知りません。
しかし、合格後や周囲の知人の結果を聞く限りは、
論文式試験に一発合格した社会人受験者は、周りを見渡してもレアケースでした。

それほど社会人受験生の公認会計士試験合格の現実はハードルが高いと思います。

 

なぜ難しいのか?どう攻略すればいいのか?

ここまでひたすらネガティブな情報を積み上げまくって
「お前社会人受験生を応援する気あんのか」と思われるかもしれません…
ここからはそれでも確実に合格を勝ち取るために、やれることがあるということを書きます。

 

なぜ合格が難しいのか?

理由は単純に2つだと思います。

  1. 単純に学習時間が足りない
  2. 学習時間あたりの効率が良くない(非効率的な学習をしている、学習時間が細切れのために理解と定着が進まない)

 

 

ではどうすれば合格できるか?

当たり前ですが…

必要最低限の学習時間を確保し
限られた学習時間の中で、できる限り効率良く学習を進め
メンタルを安定させてパフォーマンスを常に良好にする
ことに尽きると私は思います。

 

そして、もっとも大事なのが、
一般的な社会人受験生の合格率が5%に満たないとしても、自分の合格可能性とは関係ない!
適切な方法を取れば、合格可能性を80%にも90%にも上げられる!
上位1,000番以内に入ればOK!
続けていればいつかは合格できる!
という強い気持ちを持つことだと思います。

心が折れそうになったとき、私はいつもこれを自分に言い聞かせていたし、
事実、一発で論文式試験に合格できました。

 

具体的にどう攻略するのか?

あくまで私がとった方法ですが、以下の3×3に整理できると思います。

選択と集中
・教材を絞り込む
・得意科目を絞り込む
・スキマ時間を有効利用する

試験形式に慣れる
・短答では計算を得意にする
・論文では記述を得意にする
・答練と本試験の僅かなギャップを埋める

メンタルケア
・仕事を「あきらめる」
・適度に自分を追い込むが、逃げ道を残す
・マイナス情報は見ない(2ch,twitter校の一部の優秀すぎる方々…、答練の成績、合格率など)

次回以降は、これらについてひとつずつ紹介していくことにします。

 

 

他にも、このサイトでは、普段

私が社会人で働きながら会計士試験に合格した経験から

社会人が働きながら会計士試験に合格するための記事や

 

監査だけでなく、コンサルでの経験から

監査法人やコンサルに入ってからの基本的なハードスキルの記事

 

異業種から会計士試験を目指した経験から

異業種から経理や監査法人を目指す人のための記事

を書いたりしていますので、ご興味があればご覧になってみてください。

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