実務に活かす!純ジャパ純ドメ会計士・経理マンのための英語学習法

英語 若手会計プロのTips・スキル

実務に活かす!純ジャパ純ドメ会計士・経理マンのための英語学習法

次世代会計士・経理マンの付加価値スキル:IFRS・IT・英語?

多くの方がご存知のとおり、会計制度が国際化していくなかで
英語力の高い会計士・経理マンの需要は高まっています。

 

とはいえ、監査法人は、わざわざ(日本の)公認会計士試験を受ける人達の集まりですから、
職員の英語学習へのニガテ意識感はハンパではありませんでした。

そういった環境だからこそ、英語力のある会計士や経理マンは、社内・社外問わず、
少なくとも現時点では非常に評価の高い人材となっているのが現状なのは間違いありません。

 

純ジャパの英語学習法

私は日本生まれ日本育ち、留学経験なしです。
偉そうに学習法を教えられる立場ではありません。
とはいえ、TOEIC・英語での実務経験ともに、一応世間では「英語ができる」層のはしくれに
居させていただいているのも事実です。

そして何より、身の回りに、帰国子女でなくとも努力で英語を身に着けて、
ガンガンビジネスで英語を使ったり、海外で活躍している知人が複数います。
その人達から英語学習の方法も聞くことができました。

今回は、私の経験や、海外で活躍する知人から教えてもらった英語学習法を、
3つのステップに分けてご紹介したいと思います。

英語学習スタート時のレベル感は、以下を想定しています。
・TOEIC500~600点程度
・普通の大学生
・留学経験なし

Step1:TOEICを800点に上げる(3か月程度)

英会話を実務に活かすのであれば、Step1,そしてこの後のStep2は飛ばしても構わないのですが
日系大手企業や監査法人の多くは、TOEICの点数を海外駐在候補生の基準にしています。
だいたい800点程度あれば、候補生に入れるといったイメージでしょう。

なので、まずは800点を取ることを目標に学習していくことにします。

 

学習の方針は
・単語と文法が不安なら、最初の1か月で単語、文法を詰め込む
・後はひたすら2か月間模試を解く

これだけです。

注意するポイントは
・一日の学習時間は、2~3時間程度
・一日あたりの時間が無ければ、模試を2回に分けて取り組むこと
・模試は、最低でも2周すること

 

 

有用な書籍は、以下のとおりです

 

単語と文法の強化(任意)

TOEIC(R)L&R TEST英単語スピードマスター
1駅1題 新TOEIC TEST文法特急

→文法に関しては、英文法スピードマスターよりも文法特急シリーズが安くて質が高くオススメ。

 

模試

【新形式問題対応/CD-ROM付】 TOEIC(R) L&Rテスト 至高の模試600問
公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 4

→公式問題集よりも安くてボリュームが多い模試本から取り組むべきです。
昔は
TOEICテスト本番攻略リスニング10回模試
・TOEICテスト本番攻略リーディング10回模試
という驚きのコスパ本が存在していたのですが、どうやら現在は発売されていないようです。

 

模試で苦手なセクションに応じて(任意)

TOEICテスト特急シリーズ
1駅1題 TOEIC L&R TEST 読解特急 (TOEIC TEST 特急シリーズ)
TOEIC L & R TEST 読解特急2 スピード強化編 (TOEIC TEST 特急シリーズ)
TOEIC L&R TEST パート3・4特急 実力養成ドリル (TOEIC TEST 特急シリーズ)
TOEIC TEST サラリーマン特急 新形式リスニング (TOEIC TEST 特急シリーズ)

→スキマ時間に解くと良いです。

模試を最低2周こなせば、800点前後にはほぼ間違いなく到達するはずです。
リスニングも辛抱強くやってください。
ある瞬間に、急に聞き取れるようになります。

 

 

Step2:TOEICを900点に上げる(6か月程度)

ここから急に難易度が高くなってきます。
しかし、確実に学習をこなしていけば、間違いなく900点は獲得できるはずです。

学習の方針は、大まかにはStep1と変わりません。
・良質な模試を繰り返し解くこと
・リスニングを仕上げること

ポイントは、リスニングで点数を稼ぎに行くことです。
ある程度リスニング力がつくと、安定してリスニングパートで9割以上とれるようになってくる人がほとんどです。
リスニングを上げていき、リーディングをじっくり仕上げていくイメージが良いと思います。

 

有用な書籍は、以下のとおりです。

基礎固め

[音声DL付]新TOEIC(R)テスト 900点突破 20日間特訓プログラム

少し古いですが、なんとKindle Unlimitedで無料なので、Amazon Prime登録してない方はぜひ。

 

模試

TOEICテスト新形式完全攻略模試
極めろ!TOEIC TESTゴールド模試1000

→ゴールド模試は少し古いですが、難易度も高く900点を目指す方向けにふさわしいです。中古で安く買えます。

リスニングの仕上げ

VOA Learning English

 

こちらは無料で毎日英語ニュースを聞くことができます。
スクリプトもついており、発話ペースがゆっくりなので、TOEICに最適です。

 

Step3:ビジネス英会話力を鍛える

ここまでくると、純ジャパとしてはゴールのない戦いになります。
ネイティブ並みになるのは正直途方もなく難しいので(無理と言っても差し支えない)、
外国人と仕事で会話が通じるレベルを目指すための方法論をご紹介します。

 

まず、英語学習者のバイブルを見ましょう。
英語上達完全マップ
英語上達完全マップを10か月やってみた

 

後はこの通りにやればOK、なのですが
オススメの学習法をいくつかご紹介します。

英語上達完全マップにも書いてあることですが
私がやってみて特に効果があったもののピックアップです。

 

どんどん話すための瞬間英作文トレーニング
英語の発話力を高めるための、シンプルで素晴らしい本です。
こちらを完璧に仕上げたら、その次に続編をこなしていきましょう。

 

・スカイプ英会話
月1万円程度で、毎日英会話の経験が積めます。
通常の日常会話ではなく、ビジネス英会話 もしくはカランメソッドを選びましょう。

なぜなら、TOEIC800点程度を超える基礎力を持っているならば、
英語の日常会話程度であれば、1か月程度である程度満足にできてしまうからです。

すぐに成長の天井にたどり着いてしまう、ということです。

 

ですのでスカイプ英会話では、ビジネス英会話等の上級コースを選択するか、
カランメソッドという「超高速で発話を繰り返す特殊な英会話習得法」を始めるのが効果大です。

この学習法は、通常の4倍の速度で英会話が上達する方法、と言われていますが、
一方で、英語基礎力が不十分だと全く学習効果のないメソッド、とも言われています。

 

Step2まで行ったあなたは、確実に英語基礎力が身についていますので、カランメソッドの恩恵を享受できるはずです。

ちなみに、私はQQ Englishを使いました。
他にも、ネイティブキャンプという所があります。こちらの方が大手ですね。

 

・海外ドラマ
VOA Learning Englishに慣れたら、次は海外ドラマを見ましょう。

 

ある日、海外出張に行ったとき、偶然乗ったタクシー運転手のお兄ちゃんに英語の学習法を聞いたところ
「Breaking Bad(超人気海外ドラマ)を見ろ、あのドラマにはネイティブの言い回しが沢山詰まってる」
と言われたことがあります。

 

今までのTOEIC対策では
基礎的なリスニング、リーディングは出来ている状態に仕上がっていますが、
・圧倒的に語彙が足りない状況
・ネイティブの会話スピードには全然ついていけない状況
のはずです。

 

足りない語彙と会話スピードへの慣れを、海外ドラマを見て補うのは効果が高いです。

 

Amazon Prime会員なら、Prime Videoが無料でオススメです。
Step2のkindle UnlimitedもPrime会員で無料なので、コスパはかなり良いです。

 

ただ、一点残念なポイントが。
Amazon Primeには英語字幕がついていません。

 

字幕なしでの海外ドラマ視聴はかなりハードルが高いので(試してみてください)
学習の際に字幕が必要になってきます。

日本語字幕の場合、英語と日本語を行き来するので
英語学習の効率はどうしても落ちてしまいます。

 

有名ドラマだと、英語のスクリプト(台本)を無料配布しているサイトがあるので、
そちらを見ながらドラマを視聴する方法がオススメですが(例:ドラマ「SUITS」のスクリプト無料配布サイト)

 

月1,000円程度の支出が気にならないのであれば、
思い切ってNetFlix,Hulu
に登録してしまうのも手です。

 

こちらは、英語字幕が実装されています。
MARVELヒーロー物などの限定配信シリーズも多いので、登録して損はないかと思います。

まずは一か月、無料で試してみてもよいかと思います。

 

・ブートキャンプ式英会話スクール

こちらも評判が良いです。
一部の会社では、経費で社員をスクールに通わせて英会話力をつけさせることがよくあります。
効果は実証済みですね。

 

番外編:会計専門用語をおさえる

手っ取り早いのは、実務で使う機会を増やすことです。
監査法人であれば、IFRS監査へのアサインを希望するのが良いでしょう。

 

また、USCPAの学習もオススメです。
とはいえ、日本の公認会計士試験を突破しているのであれば、
正直わざわざ苦労して受験する必要はないかと、個人的には思います。

 

 

最後になりますが、英会話で何より大切なのは「下手でも堂々と話すこと」だと思います。
仕事で海外に行くと、インド人やアジア人が、お世辞にも綺麗とは言えない発音で、
堂々とやり取りをしている場面に出くわしたりします。

一方で日本人の多くは、自分の発音に自信がないことへの恥ずかしさから、
会議の場で終始黙っているケースも少なくありません。

これは、英会話上達の大きな妨げだと思います。

 

以前、とあるプロフェッショナルファームのパートナーが海外とテレカンしているのを見たことがあります。
その方は、日本人らしい、上手とは言えない発音ながら堂々と会話し、しっかり会議をこなしていました。

その姿から学ぶものは大きいと思いました。

 

まずは堂々と英語で会話することが、一番大事なことなのではないでしょうか。
英語は先を目指すとキリがないですが、一緒に一歩ずつ頑張っていきましょう!

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