社会人の働きながら公認会計士試験攻略法:仕事を「あきらめる」【勉強と仕事の両立法】

仕事と勉強の両立 会計士試験攻略

社会人の働きながら公認会計士試験攻略法:仕事を「あきらめる」【勉強と仕事の両立法】

 

今回からは、社会人が働きながら公認会計士試験合格の現実と攻略法のまとめ に記載の目次の
第三弾「メンタルケア」の内容の項目を記載していきます。

今回お伝えしたいことは、働きながら公認会計士試験に合格するには、仕事をある程度のラインで見切りをつけることが必要だった、という体験談です。

なぜ見切りをつけることが必要だったのか、どうやって見切りをつけたかについて、自分が実際に行っていた方法を共有します。

 

なぜ、仕事を「あきらめる」ことが必要なのか?

社会人の方、普段は仕事を定時で上がれているでしょうか?

定時で上がることができる社会人は結構稀で、ほとんどの人は毎日残業2~3時間、下手すると夜22時を過ぎることも多いのではないでしょうか。

 

ずばり、仕事を「あきらめる」 = つまり、仕事に見切りをつけることが必要なのは、公認会計士試験に合格するために充分な学習時間を確保するためです。

 

ちなみに私は平日帰宅後の学習時間は、最低でも3時間とるようにしていました。

なぜなら、計算問題などは、どうしてもある程度まとまった時間を使わないと、知識の定着どころか、問題を解くことすらできないからです。

最低1時間解き、さらに答えを確認し、間違えた部分を調べ直し、更に解き直す、とすると、2時間はゆうに超えてしまうからです。

 

平日の学習時間を載せたスケジュールは、こちらの記事に記載しています。

社会人の働きながら公認会計士試験攻略法:スキマ時間を有効活用する【通勤・電車】

計算問題のこなし方・得点の上げ方は、こちらの記事に記載しています。

社会人の働きながら公認会計士試験攻略法:短答では計算を得意にする【計算で得点力を上げる勉強法】

 

どうやって、仕事に見切りをつけるのか?

では、平日の帰宅後学習時間を確実に3時間確保するために、どういう方法をとることが有効でしょうか。

皆様の職場環境によって違いますが、優先順位の高い方法から全部で7つ書いていきます。

 

働き方改革の波をフル活用する

 

私は残念ながら、働き方改革が今のように活発になっていなかったので

会社の定時が早くなるようなことはなく、この手は使えませんでした。

 

ただ、今であれば、働き方改革によって定時が早くなったり、職場が「帰りやすい雰囲気」になっていたりすることもあると思います。

この雰囲気を使って、チーム内で一番早く帰る人、のポジションを作り上げてしまいましょう。

 

「早く帰るキャラ」の確立は、かなり大事だと思います。

似たようなものとして「飲み会に来ないor一次会で帰るキャラ」も存在します。笑

 

在宅勤務やフリーアドレスがあればフル活用する

こちらも働き方改革の一環ではありますが、在宅勤務制度やフリーアドレス制度があれば迷わずフル活用しましょう。

くれぐれも、サボってくださいと明言しているわけではないのでご容赦を。

在宅で仕事が出来るのであれば、周りの反応を気にせずに理由を付けて在宅勤務をしましょう。

フリーアドレス制度があれば、個人で完結する作業の場合は敢えて一人の場所で作業し、スキマ時間をうまく作り出しましょう。

周りの目を気にし過ぎず、迷わず活用することが大事です。

これもキャラを作ってしまえばラクです。

 

上司やチームを味方につける

超重要ポイントです。

上司とある程度の関係を築けていれば、上司に「公認会計士試験を受けていること」を伝えてしまいましょう。

大っぴらには出来なくても、こっそり上司が業務量をある程度セーブしてくれる可能性があります。

私は、こちらの方法を活用しました。

コツとしては、半プライベートの場で伝えることです。

上司との面談の場ではなく、例えば上司と2人で飲みに行ったときや、一緒に食事をしているときなど。

仕事の場で伝える話は、相手も仕事として捉えますが、プライベートの場で伝えた場合は、相手の受け取り方も変わってきます。

 

そもそも論として、財務・経理や監査法人に勤めていれば、周りからの理解が格段に得られやすいので、転職する余裕があれば思い切って転職してしまうのも一つの手だと思います。

 

財務・経理への転職法はこちら。

【未経験の転職面接対策】日系大手財務部門の面接実体験をお伝えします

転職先の探し方はこちらにも書いてあります。

【安定】無職・底辺・Fランからの脱出ならガチで監査法人就職をオススメする【脱社畜】

 

必要最低限の仕事を明確にする

社会人歴が短いほど、一つ一つの仕事で100点以上を求めてしまいがちです。

むしろ、その姿勢こそが重要なのですが、残念ながら仕事で100点以上を目指していたら

公認会計士試験に必要な学習時間は取れないと思います。少なくとも私は取れませんでした。

 

なので、私は100点以上の仕事をするのを「あきらめ」、大多数の仕事については出来る限り70点レベルの仕事で出すように心がけていました。

一部の自分にとっても会社にとっても大事な仕事だけ、100点を取れるようにしました。

 

そのためには、相手(上司やお客様)が求めている最低限の満足ラインがどこかを、確実に見極める必要があります。

見極めるための一番簡単な方法は、そのまま(例えば)「今回の件の最低限のポイントは、〇〇が〇〇できるようになること、という理解でよろしいですか?」と聞いてしまうことです。

 

期待値を下げまくる

必要最低限の仕事を明確にしたら、今度はそれを少しだけ上回る結果を出します。

これが「期待値を下げる」ということです。

例えば、6日後に出さなければならない資料があり、100%の力で取り組めば1.5日で出来るとします。

この場合、3~4日後に出すようにします。

決して、1.5日や、2日、ましてや自分にプレッシャーをかけて1日で出すようなことをしてはいけません。

そうすると「この人はこのレベルの仕事が1日で出来る人だ」と評価され、今後取り組む仕事がどんどんキツくなっていきます。

 

必要最低限の仕事や、期待値を下げることについては、こちらの記事でも書いています。

会計士・コンサル一年目の雑務を最小限にする時間節約仕事術:対人編

 

必要以上の仕事を断る勇気を持つ

ついつい相手の期待に応えようとしてしまうことは多いと思いますが、思い切って「ちょっとキツイです」と言うようにしましょう。

全ては、公認会計士試験の勉強時間を確保するためです。背に腹は代えられません。

私が良く使っていた方法は「本当にそうだと思いこむ」ことです。

別にキツくはないのですが、本当に今自分は(勉強も含めて)キツいんだと自己暗示をかけると、心の底から断る言葉が出てきます。笑

 

即レスだけは徹底する

あまり仕事をセーブしていると、周りからの悪評も立ちやすくなります。

そんな悪評を少しでも防ぐ一番簡単な方法がこちらです。

少なくともPCや社用携帯を見ている時間は、メールや電話があれば必ず即レスするようにします。

メールを開いてすぐに回答できなかったとしても、いついつまでに回答しますという返事だけをその場で打っておきます。

 

返事が早いと、相手も中々文句が言いづらいです。

自己防衛の手段として、即レスだけは徹底しましょう。

 

 

さいごに

試験勉強をしているために、仕事で本来の実力が出せないもどかしさは絶対にあると思います。

私も常にもどかしさを感じていました。

でも、公認会計士試験に挑戦すると決めたなら仕方なく、仕事の成果は受かってから出す!とスッパリ諦めてしまうのがメンタル上良かったです。

 

少し本筋とは逸れますが、有名な本があります。


嫌われる勇気

仕事と勉強の両立にも効く、心をラクにしてくれる本なので、読んでいない方は一度ぜひ。

 

 

他にも、このサイトでは、普段

私が社会人で働きながら会計士試験に合格した経験から

社会人が働きながら会計士試験に合格するための記事や

 

監査だけでなく、コンサルでの経験から

監査法人やコンサルに入ってからの基本的なハードスキルの記事

 

異業種から会計士試験を目指した経験から

異業種から経理や監査法人を目指す人のための記事

を書いたりしていますので、ご興味があればご覧になってみてください。

 

 

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