今話題の本「会計の世界史」の要約まとめが早速ネットで読める件&会計オススメ本
「会計の世界史」皆様はもう読みましたか?
会計やファイナンスの成り立ちを、歴史上の出来事と絡めて書いている読み応えありの作品です。
田中靖浩さんの本はどれも面白いですが、今回は特に話題になっています。
思いのほか面白かったので2回目読んでるんですが、「会計の世界史」が面白いです。#会計の世界史
— りょう (@inv_tw) 2019年1月23日
娘と息子が立て続けに風邪ひいて、保育園落ちてバタバタしてたけど、とりあえずアカウンティングのレポート片付いた。まだまだ全然わかってないので、巷で話題の「会計の世界史」読んでみたい。
— Nao Honda (@nao_rinrin) 2019年1月31日
かくいう私も「読まなければ…でも読む時間ないし…買ってみて内容が薄かったら嫌だし…」とウジウジしていたら、面白いサイトを見つけました。
これです。
ここに「会計の世界史」の要約が載っていました。
初月無料で5冊まで読めるらしかったので、とりあえず読んでみましたが、結構ちゃんと内容がまとまっていて要点をササっとつかめるんですよね。(結局本も買いました)
途中から会計の世界史よりもこのサイトの方が気になってしまって、色々調べてみました。
イマイチな点
・本格的な専門書や技術書、小説の要約は無い。(要約できる人がいないし、そもそもニーズがない)
グッドな点
・新書系の要約は充実。
・アプリで音声版も使える。(作業しながら要約を聴きたいときに使える)
これはなかなかいいなと思いました。
今後新書系の本は、要約を読む⇒面白ければAmazonでポチる、という流れになりそうです。
皆様も是非。
サイトから普通に登録するとシルバープラン(5冊まで読める)が初月無料なんですが
人からの紹介だとゴールドプラン(無制限に読める)も初月無料になるみたいなので、こちらからどうぞ。
私はそんなこと知らず普通にシルバーで登録してしまいました。ミスった。
ここで終わるのも中途半端なので、ついでに「会計の世界史」に興味がある方に向けて、会計がサクっと分かるオススメ本を紹介します。(私のプロフィールはこちらを参照ください。一応、会計のプロの端くれです)
帳簿の世界史(文春文庫)
読み物
これ、非常に評判いいです。歴史物としても読みごたえありますよ。
会計の世界史を買おうか迷ったきっかけは、実はこれと被っていないかどうかという懸念によるものでした(笑)
文庫本なので1,000円未満で買えます。
会計学の誕生(岩波書店)
読み物
同じく複式簿記の誕生に焦点を当てた本なので、一応紹介します。
会計の世界史よりも少しカタめです。
ミライの授業
読み物
会計とはまったく関係ないのですが、会計というか歴史が好きな方にオススメの本です。
歴史上の人物と絡めて、これからの社会を生きていくにあたって大事な考え方を教えてくれます。
大人でも楽しく読めますよ。著者は京都大学客員准教授・エンジェル投資家・元マッキンゼー、日本交通の再建に携わったことで有名な瀧本哲史さんですね。
歴史系の有名どころだと、少し重いですがサピエンス全史、銃・病原菌・鉄なんかもベストセラーですね。ご興味があれば是非。
話が逸れてしまいました。
右脳でわかる!会計力トレーニング
初心者向け
「会計の世界史」の著者、田中靖浩さんによるクイズ形式の小型本です。
会計の「カ」の字も知らなくても、イメージでBSとPLの理解が出来るようになるという画期的な本です。
会計クイズ系の先駆けなのではないでしょうか。
私も簿記の学習を始めたての頃、この本を買って読んだのが役立ちました。
会計のことが面白いほどわかる本
初心者向け
こちらも会計を基本からわかりやすく学ぶための本です。
語り口は平易ですが、本質的なところをしっかり教えてくれます。会計を学びたい方の最初の一冊として非常にオススメです。
ビジネススクールで身につける会計力と戦略思考力
実践向け
会計とは何か、ざっくり理解できた方が、会計を実務に活かすにはどうすればよいか?という問いに答える最適の本です。
これ一冊読めば、非専門家として会計を充分すぎるほどに使えるレベルに持っていけると言っても過言ではないはずです。
私も何度も読み返しました。
監査法人にいる方でも、簿記や監査のことには詳しくても「BSやPLがこうなることによって、ビジネスにどう繋がる?」といったSo What? についてはサッパリという人も多いので、監査法人1年目の方にも是非読んでほしい本です。
MBA財務会計
実践向け
結構古いので、最新の財務会計を学びたいという方には向きませんが、財務会計の全体観を掴むのにはとても優れた本だと思います。
私は公認会計士試験の受験生のときに、財務会計の暗記に疲弊して一度財務会計の全体を俯瞰したい、と思っていた時期があったので、買って読みました。一部は古いため訂正が必要ですが良くまとまっており、実践レベルで申し分ないです。
簿記の考え方・学び方
中級者向け
ロングセラーです。タイトルから「会計初心者でも読めるのでは?」と思いましたが、私は最初に読んだときチンプンカンプンでした。
しかし何度か読み返すにつれて、味わい深くなっていくような本です。
手元に置いて、年に一度ぐらい読み返したい本なので是非。
一応、会計の世界史も載せておきます。
今回は、会計の世界史の要約が読める件、という話から始まり、会計オススメ本のお話までをとりあげました。
最近は本に限らず、動画コンテンツも充実しているので、こちらもご興味があればご覧になってみてください。
会計・ファイナンス・ビジネスを学べるオンライン動画学習サービスまとめ
他にも、このサイトでは、普段
私が社会人で働きながら会計士試験に合格した経験から
社会人が働きながら会計士試験に合格するための記事や
社会人の働きながら公認会計士試験攻略法:論文では記述を得意にする【論文で得点力を上げる勉強法】
会計士試験がつらい・諦めようと考えている方へ【働きながら受験】
監査だけでなく、コンサルでの経験から
監査法人やコンサルに入ってからの基本的なハードスキルの記事
異業種から会計士試験を目指した経験から
異業種から経理や監査法人を目指す人のための記事
会計パーソン向け映画・動画などのまとめ記事
を書いたりしていますので、ご興味があればご覧になってみてください。
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