CISA(公認情報システム監査人)の難易度・勉強時間・学習方法まとめ【資格】

CISA キャリア

CISA(公認情報システム監査人)の難易度・勉強時間・学習方法まとめ【資格】

 

前回の記事でご紹介したCISA(公認情報システム監査人)について

難易度・勉強時間・学習方法などをまとめます。

Web上の情報に加え、実際にCISAを取得した元同僚へのヒアリングを元にしています。

 

CISA(公認情報システム監査人)とは?

一言でいうと、システム監査に関する国際資格です。

ITに関する内部統制(ガバナンス・コントロール)が試験範囲の中心になります。

良く言われるCIA(公認内部監査人)との違いですが、CISAはシステム監査が主題なのに対して、CIAは内部監査を主題としているところです。

CIAの記事でも書きましたが、内部監査とは企業の内部の人間によって行われる監査のことなので

企業の外部の人間によっても行われるシステム監査とは意味合いが全く異なることが分かります。

とはいえ、内部統制に関する試験であることはお互い共通しています。

 

世界で10万人以上、日本で2万人以上の資格保有者がいるようです。

この数字は恐らく合格者を含めていないので、試験合格者という意味だともう少し数は増えると思われます。

 

ちなみにIT監査とシステム監査の違いは

・IT監査…会計監査の一環としてのIT(情報システム)に関する監査

・システム監査…会計監査以外の目的も含めた、IT(情報システム)に関する監査

と言われたりしています。間違っていたらすみません。

 

どれぐらい価値があるのか?

 

こちらの記事にも書きましたが

監査法人のIT監査部門スタッフが確実に年収アップを実現する転職方法。

 

・監査法人のIT監査部門で昇格要件になっていることが多い

・転職市場で内部監査部門やコンサルティングファームから歓迎要件となっていることが多い

・名刺に書ける←意外と気にされる方がいるかも?と思い書きました。笑

 

というのが具体的なメリットですね。

昇格・転職を有利にしてくれる資格の一つです。

 

試験制度・内容は?

以下の5ドメインから4択問題を合計150問、4時間で解きます。(日本語受験可能)

・情報システム監査のプロセス

・ITガバナンスとマネジメント

・情報システムの取得・開発・購入

・情報システムの運用・保守およびサービス管理

・情報資産の保護

 

800点中、450点以上が合格ラインです。

CISAは素点形式ではないので単純に推定できないですが、おおよそ60%弱というイメージですね。

 

受験資格は不問なのでご安心ください。

年3回の受験チャンスがあります。

申込締切が5月、8月、11月となっていますので、11月を逃すと次は半年後になる点にご注意ください。

また、全国の試験会場で試験を受けられるのですが、予約をミスると遠くの会場しか空いていないという羽目になるので、余裕をもって予約することをオススメします。

 

難易度はどれぐらい?

一説によると合格率は50%程度の試験のようです。

SEなどのITバックグラウンドがある方にとっては、そこまで難易度が高い試験ではありませんが

IT経験のない経理や内部監査部門の方にとっては、とっつきづらく中々難しい試験になるでしょう。

 

CISAに合格した元同僚はIT経験なしでしたが、一日2~3時間、3か月程度の勉強で「受かるか結構不安なレベルだった」とのことです。

一方、元社内SEの知人はIT経験がありますが、1~2か月程度の勉強でナメてかかったら一度落ちていました…

だいたいの感覚を掴んでいただけましたでしょうか。

 

 

勉強時間・学習期間は?

150~時間程度と言われています。

1日2時間程度の学習を約3~4か月続ければ、充分な学習時間と言えるのではないでしょうか。

 

先ほどの元同僚も、ITバックグラウンドなしで200時間強の学習時間ですね。

 

勉強方法は?

下記の二択に分かれます。

・予備校を使って勉強する

・教材を購入して独学で勉強する

 

予備校を使って勉強する場合は、アビタスを使うことになります。

受講料は20万円程度ですが、確実に合格したいときや、資格取得補助制度を使える場合はこちらが無難でしょう。

 

教材を購入して独学で勉強する場合は、
CISA資格認定の母体であるISACA(情報システムコントロール協会)のオンラインストアで問題集を購入して、ひたすら何周か解く、というやり方になります。

 

解く→答え合わせ→解く…でミスをゼロに近づけていく、という王道の方法論です。

 

上記のオンラインストアでProduct Category:CISAにして検索します。

Japaneseの問題集があることに注意してくださいね。

 

独学の場合は、ISACA(情報システムコントロール協会)が実施する模擬試験などもうまく活用するといいでしょう。

 

費用はどれぐらい?

受験にかかる費用は、もろもろ10万円弱と言われています。

予備校を使う場合は合計で30万円弱程度の出費になるということですね。

 

合格後資格取得までは大変?

合格後5年以内に以下の申請をして認証される必要があります。

・情報システムの監査、コントロール、またはセキュリティに関する5年以上の業務経験

ただし、各種免除を使えば3年分は減らすことができます。

 

職務経歴の証明もそこまで厳格ではないようですね。

 

CISAの資格概要についてザックリまとめてみました。ご興味があれば挑戦してみてください。

 

他にも、このサイトでは、普段

私が社会人で働きながら会計士試験に合格した経験から

社会人が働きながら会計士試験に合格するための記事や

 

監査だけでなく、コンサルでの経験から

監査法人やコンサルに入ってからの基本的なハードスキルの記事

 

異業種から会計士試験を目指した経験から

異業種から経理や監査法人を目指す人のための記事

 

会計パーソン向け映画・動画などのまとめ記事

 

を書いたりしていますので、ご興味があればご覧になってみてください。

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