【大企業】監査法人の新入社員よ、組織に尽くすな・使えという話【リストラ】

soshiki キャリア

 

【大企業】監査法人の新入社員よ、組織に尽くすな・使えという話【リストラ】

 

先日も、大手IT企業による間接部門のリストラがニュースになりました。

私はペーペーですが、短い社会人人生の中でも、組織の中で理不尽な目に遭ってきた方だと自覚しています。だから、今では組織というものには期待していません。

そんな私だからこそ「新入社員よ、組織に尽くすな・使え」と声を大にして言いたいです。

全ての人に当てはまる人ではありませんが、

・真面目で心の優しい人

・監査法人の新入社員でこれから現場配属になる人

には特に読んでほしいなと思っています。

 

なぜ組織に尽くしてはいけないか?

なぜなら、多くの組織は「尽くした分に応じた正当な評価」なんてしてくれないからです。

具体的に見てみましょう。

 

結局、実力よりも運と環境、という残酷な真実

私の経験上、仕事で結果を出すのに重要なのは、実力よりも運と環境です。

新入社員なら尚更(さらに会計士試験合格者である監査法人では)、お互いの実力に大きな差はないでしょうから、運と環境が仕事の成否を分けやすいとも言えます。

 

私は、初めて入った会社で配属された部署では、周りに誰も教えてくれる人がおらず、手探り状態でした。

同じ頃別の部署に配属された同期が、定時で帰りつつ面倒見の良い上司に手厚いサポートを受けてもらいながら、社内で表彰されるのを横目に、私は毎日終わらない仕事に追われ、周りから怒られてばかりで「自分の方が頑張っているのに」と、悔しい思いをしたものです。

 

運と環境に恵まれたなら、それはベストです。

でも、運悪く恵まれなかったなら、心と体を壊してまで頑張りすぎる必要はありません。

理不尽を嘆くだけムダです。組織は理不尽なものです。

そうやって会社(や監査法人)を去った人を、何人も見ています。

 

どれだけ圧倒的な成果を出しても給料も職位もあまり変わらない

そんな中で頑張ってもがいて、何とか芽が出て、周りの人よりも仕事でバリューが出せるようになったとします。

最初は「優秀だ」と評価されるでしょう。でもそこからが危険です。

優秀な人には仕事が集まります。例えば3人分の仕事をこなしたとしましょう。でも、評価が3倍になるわけでも、給料が3倍になるわけでもありません。下手したら評価が変わらないなんてこともありえます。

自分の業務時間あたりの仕事の密度だけが高まっていくだけで、密度に応じた正当な評価をしてくれるのは一部の外資系企業や営業会社、小さな組織しかないんです。残念ながら。

 

適切な評価がされない理由は2つです。

1.会社に、成果に応じた評価や報酬を提供する仕組みがない

2.仕組みがあっても、成果を適切に評価できる人がいない

 

1.については、近年裁量労働制や給与体系の変更などを行う会社が増えており、改善傾向にあります。

一方2.についても360度評価などの人事制度の見直しがあるにせよ、結局は「人が人を見る」わけで、制度の見直しが充分な解決策になっているかは結構疑問です。

 

もっと具体的に言うと「アピールだけは上手な、頑張っているふりをする人」がそこら中にいるんです。

そういう人をしっかり見極めて、成果を適切に評価してくれる人事制度を切に希望します…

 

 

私は新人時代、たまたま人よりも作業が早かったので、先輩から資料作成を頼まれることが良くありました。

気づいたら、その先輩の仕事の8割ぐらいをやっていたんですが、先輩はきっちり「自分で仕上げた」ように上司に報告するわけです。

手は動かさず、たまに思い出したように「進捗どう?」とだけ聞いてきて、夜遅くまで残っている人でした。(残業代を稼ぎたかっただけじゃないかと…

 

でも、あるときそれがバレて、その人は一気に干されてしまいましたが。

組織も自分のポストも、いつなくなるか分からない

実力も認められて、やっと組織の中で軌道に乗ってきたとします。

でも、ある日突然、組織がなくなったり、異動を言い渡されたりすることもあります。

先日の富士通・NECのリストラも同様、記憶に新しいですよね。

 

私は最初に入った会社で1年目のときに、リストラを目の当たりにしたことがあります。

「あー、あるんだな、本当に」

「大きな組織にとっては一人の人間なんてちっぽけな存在なんだな」としみじみ思ったのを今でも覚えています。

 

 

組織を使うための方法

では、組織を使うための方法って、具体的に何なんでしょうか。

 

自分の主張は必ずすること

組織や上司の言うことを全部聞くのも良いことです。でも、どうしても受け入れられないものはNOと言いましょう。自分がどうしてもこうしたい、と思うものは、折れずに主張しましょう。

例えば

・自分のキャリアプラン、アサインに関する希望

・自分の意に反するアサインが長期間続いたときの抗議

・生まれ持った考え方やルールに反する要求についての抗議

・どうしても休みたい有給休暇(例えば、大事な人の結婚式など)に出勤を強要されたときの抗議

などなど。

 

今ではハラスメントに随分厳しくなっているので、NOという主張は認められるはずです。

無理をして受け入れる必要はありません。

 

時間を使うだけの仕事=費用と、自分のためになる仕事=資産を分けること

個人的には、仕事は選んでいいと思います。

選ばないにしても、手を抜いてもいいはず。

 

数ある仕事を、時間の費用計上になるものと、時間を資産計上できるものに分けてみましょう。

費用計上は、時間を使うだけの単純作業で、何も発展性がないもの。

資産計上は、工夫や判断、学習の余地があるもの。

そして、資産計上できる仕事を自ら主張して選び取り、費用計上の仕事は遠慮なく避ける、ITで自動化する、手を抜く、を実践していきましょう。

 

会社から求められて費用計上の仕事ばかり取り組んでも、後で困るのは自分です。

 

 

転職カードを常に持っておくこと

従業員は、会社よりも立場が弱いです。ただし、その状況を受け入れていると、どんどん搾取されます。搾取というのは「会社からの評価・報酬<会社に尽くす量」の差がどんどん拡がっていくということです。

この差が拡がって一定のポイントを超えると、他社に実績が伝わり、転職の誘いを受ける、という現象が起きます。

これを上手く使って、理不尽な評価や報酬に対する対抗手段として持っておきましょう。

幸いにも(?)監査法人は定年退職が珍しく、転職が前提の組織です。カードを用意しておいて自分の身を自分で守っても、何も文句は言われないし、後ろめたいことはないんです。

 

堂々と、転職カードを持ちましょう。

いつもならここで転職エージェントをご紹介したいところですが、今回はやめておきます。

とりあえず、ポジショントークではなく、本気で言っているということが伝われば幸いです。(笑)

 

さいごに

組織に尽くすな、使えという話は、チラホラ聞くものです。

今日はそういった話を、私の実体験を交えて「頑張りがちな」監査法人の新入社員の方などに向けて書いてみました。

 

 

他にも、このサイトでは、普段

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社会人が働きながら会計士試験に合格するための記事や

 

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を書いたりしていますので、ご興味があればご覧になってみてください。

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