【監査法人】新人スタッフ向けエクセル最短上達トレーニング法【コンサル】

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【監査法人】新人スタッフ向けエクセル最短上達トレーニング法【コンサル】

 

最近、Twitterでエクセル操作の動画がバズりましたね。
【twipple】これ、Excelの操作イメージなんですが、これを見ると99%の…

 

エクセルは、スタッフワークの中で触れる時間が一番多いとも言えるツールなので、

エクセルで出来ることを増やし、スピードと質を高めていくことは、スタッフとして一定の価値があることは間違いありません。

今回は、エクセル操作の経験が浅い新人スタッフの方が、最短でエクセルを上達するトレーニング法について、個人的な考え方を書いていこうと思います。

 

ステップ1:まずは「お手本」をコピーする

まずは、エクセルの基本的な操作方法・関数を知って、どんな操作をすれば何が出来るのかを理解しましょう。

そのためには(当たり前ですが)

・ひたすらエクセルに触れる

・分からないことはググる

ことが重要です。

例えば、フィルタで抽出した行の数値だけで平均値を計算したい、というときは

「エクセル フィルタ 平均」と検索すれば「SUBTOTAL」という関数の機能を使えることがすぐに分かります。

こうして、一つずつググって試してみることで、出来ることは何かを一つずつ知っていきましょう。

 

基本的な関数について記載したこちらの記事も参考にどうぞ。
会計士・経理の業務に最低限必要なExcelスキル「関数」7個

そして、一番重要なことは、お手本となるエクセルの構成を自分なりに持っておくことです。

ポイントは「分かりやすさ」です。まだ、スピードは二の次です。

・パっと見て、シートの目的、データの流れ、計算・分析の方法が理解しやすい

・シートの入力(元データや、手入力部分)と出力(分析シートや、自動計算部分)がキッチリ分けられている

ことは、エクセルの品質を高める上で非常に重要です。

 

「この計算の元になっているデータ、どこから取ってきたの?」と同僚や上司に言われたら、品質赤信号です。とにかく分かりやすさを徹底しましょう。

 

一番良いのは、コンサルや投資銀行などのプロファームで実際に使われているエクセルシートを見て、それをひたすら真似することですが、それが出来たら苦労しませんよね。

ここは、ベタですが、参考になる本をご紹介します。


外資系金融のExcel作成術: 表の見せ方&財務モデルの組み方

 

読むだけではなくて、必ず「同じものが作れる」まで繰り返しましょう。

何も見ないで必要な関数が頭に浮かび、お手本と同じものが作れたら、ステップ1はクリアです。

 

ステップ2:ひたすら操作スピードを高める

何も見ないである程度品質の高いエクセルが作れるようになったら、次はスピードを高めていきましょう。

必要な考え方は1つ。

「一つ一つの作業を、マウス(パッド)を使わずにやるならどうするか?」と常に考えることです。

コピーと各種ペースト(値、数式、書式、行列入れ替え…)、セル移動、罫線の作成、フィルタ、条件付き書式…

エクセル上部のリボンメニューを触ろうとする気持ちをグっとこらえ、Altキーを押して、リボンメニューに表示されるアルファベットの表示に従ってみるのです。

次第に、条件反射でAitキーが叩けるようになってきます。

 

覚えるより、繰り返しの方が大事です。Altキーを押してリボンメニューに表示されるアルファベットのキーを押せばよいのですから、ショートカット事典のようなモノは不要です。習うより慣れろでいきましょう。

 

基本的なショートカットについては、こちらの記事をどうぞ。

業務を圧倒的高速化!会計士のExcelスキル「ショートカット」集

ステップ2は、普段の作業でマウス(パッド) を殆ど使わなくなったらクリアです。

文字の色を選んだりするときなど、マウスを使った方が早い操作もあったりします。その使い分けの感覚が自分なりに分かるようになってくれば、クリアと言ってよいでしょう。

 

ステップ3:エクセルを触る時間を減らしていく

品質・スピードともに一定以上のエクセラーになったあなたは、エクセルを触る時間を減らしていくことを始めましょう。

ここからVBAやモデリングなど、より奥深い世界に突入していくのもアリですが、全ては目的あってのエクセル作業です。

意味のないエクセル作業を行うことのないよう、業務の目的を考え、必要最低限の、シンプルなエクセルを作れるようになる練習をしていくことの方が、重要かと思います。

イメージとしては、エクセルのムダなぜい肉=容量をそぎ落としていくような感じ。

 

ここで一つポイントは「自分なりのテンプレートを沢山持っておく」ということです。

ステップ1でご紹介した投資銀行のテンプレートは、あくまで一例です。目的によって様々なエクセルシートの表現の形があり、自分なりに良く使うパターンはテンプレート化していくことで「車輪の再発明」を防ぐことができます。

 

さいごに

ステップ1~ステップ3まで行けたら、かなりのエクセル上級者なのではないでしょうか。

実際のところ、ステップ1すら怪しい人が、大企業サラリーマンでも大部分を占めるので。

今回は概要説明となりましたが、機会があれば、もう少し具体的に説明していきたいと思います。

 

 

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