【独学】市販で使える公認会計士試験テキスト厳選16個まとめた。【参考書】
独学で公認会計士試験合格を目指す方へ、私の独断と偏見で、市販で実際に買ってみて使えたテキストを16個厳選してまとめました。
使えるテキスト、その前に
ちなみに私の考えは「市販テキスト<予備校テキスト」です。
特に、試験段階で言うと論文式試験、種類で言うと問題集(答練)、科目で言うと財務会計論では、明らかに予備校テキストに分があります。
なので、市販テキストの利用が効果的なのは
・短答式試験
・インプット用テキスト
・財務会計論以外
だというのが私の意見です。独学合格を目指される方は、上記以外の場合は予備校テキストを外部購入するのがベターかと思います。
短答式試験で使える市販テキスト
それでは、早速いってみます。
インプットに使えるテキスト
スタンダードテキスト財務会計論
いきなり財務会計論ですが、もし市販で財務会計論のインプットをするならば定番のこれです。
第二弾の応用論点編はこちら。
管理会計
管理会計論のバイブルといえばこちらです。原典であり初学者の教科書でもある名著です。
こちらで全体観を掴むのはオススメ。
はじめての会社法
企業法は色々あり迷いましたが、こちらを選びました。
図解が多く、最初の一冊にはぴったりだと思います。私は数日でサクっと読みました。
監査論入門
監査論は特に全体観やイメージが掴めず苦労する科目だと思います。
逆に、イメージが掴めると得点力が大幅にアップする科目でもあります。
イメージをざっくり掴みたい方にオススメの本です。
問題集で使えるテキスト
簿記力ワークアウト24
正直に言うと、冒頭でも書いたとおり、財務会計論は素直に予備校テキストの利用をオススメします。何故ならボリュームが桁違いであり、市販でそのボリュームをカバーできているテキストがないからです。
その中であえて計算問題に使えるテキストを選ぶとすればこちらです。
対象としては、簿記2級は余裕だが、会計士試験の計算問題になると全く解けないという方。
これだけでは試験本番で得点は取れないと思います。(少なくとも私は)
しかし、会計士試験の問題集をガンガン解けるようになるまで何かワンクッションが欲しいという方に向いています。私はこれの前作「簿記力コアトレーニング」を何周か解きました。
一問一答問題集 財務諸表論
財務会計論の理論の問題集なら市販で買えるコチラがボリューム・質ともに高かったです。
2019年5月版 公認会計士試験 短答式試験対策 一問一答問題集 財務諸表論 2019年5月版 短答式試験対策 一問一答問題集シリーズ
管理会計論ベーシック問題集
管理会計論は、基礎を抑えれば結構得点が取れる科目なので、むやみに大量の問題を解く必要はないと考えています。
そういう意味では、市販のこちらの問題集は必要最低限で網羅的に典型論点を抑えており、使えるテキストでした。
一問一答問題集 企業法
私の場合、企業法はこれ一冊で充分でした。
この問題集を「ミスがなくなるまで」何周も解き直し、ミスした部分については、曖昧な知識をテキストやインターネットで調べて潰していきました。
2019年5月版 公認会計士試験 短答式試験対策 一問一答問題集 企業法 2019年5月版 短答式試験対策 一問一答問題集シリーズ
ベーシック問題集 監査論
監査論は「どこまでやるか」が非常に難しい科目だと思うのですが、最低限必要な問題を解いて知識を総ざらいする、という目的で使えるテキストです。
短答式試験過去問題集
一番大事なのが過去問です。答練や問題集だけで終わらせず、過去問をしっかり解くべきです。
論文式試験で使えるテキスト
といっても、一個だけの紹介です。
冒頭の通り、論文式試験については市販のテキストでは足りない部分が多すぎるので、予備校テキストを利用するのが賢明だと思うからです。
論文式試験必修科目過去問題集
唯一使えるテキストはこちらです。論文といえど、過去問は出来るだけ完璧に解答できるまでやりました。
その他、法令基準集はAmazonで買いましたね。
会計学・企業法・監査論・租税法全て買いそろえた方がよいですが、特に以下3つは引きながら学習しておかないと、まず受からないと言ってもいいんじゃないでしょうか。
基準集を引きながらの学習は面倒ですが、本番で確実に差がつくので
1.問題を解く際にちゃんと該当ページを引く
2.必要に応じてマーカーやメモをする
3.何回か1,2を繰り返して、書いてある内容のだいたいの位置を覚える
という習慣は怠らないようにした方が良いと思います。
私の基準集の使い方は、機会があれば改めて書きます。
読み物・攻略法として使えるテキスト
攻略法は色々ありますが、これだけ読めば充分ではないでしょうか。
あとは勉強に時間を使いましょう。(このサイトの存在価値とは…)
市販のテキストにないものはガンガン予備校を頼る!
市販のテキストで不十分なところは、ガンガン予備校のテキストを使いましょう。
特にCPAでは、予備校で使用しているテキストを(たぶんそのまま)売ってくれています。
他にも、TACや大原、LECで答練だけ購入するという方法も良いと思います。
CPA
短答用テキスト:
論文用テキスト:
LEC
答練や教材の販売サイト:
講座・書籍のお申込は最大10%OFFの【LECオンライン本校】
TAC
テキスト販売サイト(市販):
https://bookstore.tac-school.co.jp/book/koza/004/
大原
テキスト販売サイト(市販):
実は予備校を使ってもコストはそこまで変わらない?
公認会計士試験の予備校料は、実はUSCPAよりも安いことが多い場合もあります。
独学にこだわりすぎず、普通に予備校を使って、面倒な手間をかけずに合格されるのが一番良いのかもしれません。
予備校は沢山ありますが、どれがオススメというのはありません。個々の相性に合った予備校・かつ「相対評価」の試験なので、多数派に負けないカリキュラムを持つ予備校を選ぶのが良いかと個人的には思います。
参考までに一覧です。上から順番に大手ですね。
TAC
https://www.tac-school.co.jp/kouza_kaikei.html
他にも、このサイトでは、普段
私が社会人で働きながら会計士試験に合格した経験から
社会人が働きながら会計士試験に合格するための記事や
社会人の働きながら公認会計士試験攻略法:論文では記述を得意にする【論文で得点力を上げる勉強法】
会計士試験がつらい・諦めようと考えている方へ【働きながら受験】
監査だけでなく、コンサルでの経験から
監査法人やコンサルに入ってからの基本的なハードスキルの記事
異業種から会計士試験を目指した経験から
異業種から経理や監査法人を目指す人のための記事
を書いたりしていますので、ご興味があればご覧になってみてください。
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